冬のしごと ~凍み大根づくり~
雪が降る前に掘り起こした大根は、袋に入れてゴザをかぶせて雪の下で貯蔵します。
大根の上に雪が降り積もり、自然の冷蔵庫の完成です☆
寒風が吹きつける時期に、大根を切ってひもを通して吊り下げ、ゆっくりと水分をぬき、凍みらせていきます。大根同士がくっつき腐らないよう日々状態を確認し、
重さが感じられなくなるまで、寒風にさらして出来上がりです◎
<凍み大根の力>
生の大根より、カリウム15倍!鉄分16倍!!食物繊維16倍!!カルシウム22倍!!!
高血圧の原因であるナトリウムを排出したり、悪玉コレステロールを抑えることで動脈硬化を防ぎます。腸内環境を整えることで肌の老化も防止できるので、葉物が採れない冬の時期の貴重な栄養源です。
※市場には真っ白な凍み大根と、黄色みがかった凍み大根が並んでいるかと思いますが、白 い物は一回茹でてから干しているそうです。そのまま干した方が栄養たっぷりかもしれませんね♪